最近よく足の裏が痛いとご来院される方が増えてきました。
足裏の痛みにも様々なものがあるのですが、今回は「モートン病」というものをご紹介いたします。
「モートン病」とはあまり聞きなれない病名ですが、足の2番目の指と3番目、3番目の指と4番目の指の間で起こる絞扼性の神経障害のことをいいます。
絞扼性の神経障害とは何かの原因で神経という体や筋肉などを動かすコードみたいな物が圧迫されてしまい、その圧迫部分や、その圧迫された神経の関わる場所に痺れや痛みをだします。
簡単にいうと神経は水道から出るホースみたいなものです。
蛇口が人間でいうと脳にあたり、そこから神経というホースみたいなものが脳から出た情報を体の隅々まで行き渡らせます。
そのホース(神経)を途中で踏んでしまえば、ホースのさきからは水は出なくなり、踏まれた場所は壊れて水が漏れたりしますよね?
神経には水の換わりに電気が流れているので、壊れてしまったり、圧迫されると痛みやしびれの原因になります。
これは簡単な例えで、実際にはまた違う物なのであくまでもイメージだと思って下さい。
詳しくはまたの機会に説明しようと思っています。
話がそれましたが、モートン病は足の指にある神経に不可がかかり炎症を起こしたり、滑液包と言う足にあるクッションのようなものが炎症を起こして脹れてしまい神経を圧迫したりして起こります。
一番の原因は靴です。サイズのあっていない靴や、ヒール、細身の靴などを履いていると本来歩行で起こるはずの正しい体重移動が阻害されて2番目から4番目の間の足の指の間に不可がかかり炎症を起こし、モートン病を引き起こします。
途中ですが、詳しくはまた次回にします。