みなさま1週間お疲れさまでした。

さて、では脊柱菅狭窄症とはなんでしょうか?

背骨は椎骨という骨が連なって出来ていることは説明しましたよね?

実はこの背骨の中には「脊柱菅」と呼ばれる管が通っていて、その中には「脊髄」が通っています。

脊髄とは、前に簡単に説明したのですが、脳につながっている中枢神経で、ここから末梢神経の「脊髄神経」がでて、身体中に分布しています。

脊髄とは簡単に言うと身体中の「コード(神経)」を一本に集め、束ねて脳とつなげている・・・様なものです。

脊柱菅狭窄症とは何らかの原因で背骨の中にある脊柱菅が圧迫され、中にある神経が(脊髄でもいいのですが、あえてこう表現しました)障害されシビレや痛みを出す傷病です。

では何らかの原因とはなんでしょうか?

これは・・・割りになんとでも言える気がします。

例えば、椎間板ヘルニアなんて一番分かりやすい原因ではないでしょうか?

椎骨の間にあるクッションが圧迫され押し出されて、脊柱菅を圧迫してしまい、結果として坐骨神経痛を起こす。

椎間板ヘルニアで脊柱菅狭窄症を起こし坐骨神経痛になった・・・と言うことになります。

その他に脊柱菅狭窄症の原因としてはすべり症や、変形性の関節症、退行性変化、側湾症などがあげられます。

簡単に言うと、骨が変形して脊柱菅を圧迫したり、椎間板が押し出されて脊柱菅を圧迫してしまう・・・など(原因はもっとあるのですが、きりがないので省きます)が言えます。

ヘルニアも脊柱菅狭窄症も骨の変形も原因としてはスポーツや、長時間の同じ姿勢や加齢による骨の変形や退行性の変化、があげられます。

これらの傷病はひどくなると手術するしか方法がなくなります。

是非ひどくなる前に治療を受けてみてください。きっと楽になる方法があります。

一緒にそれを探しましょう。

私達のような仕事はそのためにあると私は思っています。